やはり、想像していたとおりに時間が経つにつれて、
実態が明らかになってきた。
阪神大震災の時も、報道の内容と実際の現状に、
もの凄いギャップがあって、もどかしさを感じたことを思い出す。
生きて残された人々の、苦しみは筆舌に尽くしがたい。
私たちの誰しもが持つ慈しみや愛の感情は、お互いを引き付けあうために
備えられている。
それは本能ゆえ、コントロールすることは出来ない。
そして、引き離されたときに、強い痛みを感じる。
心がバラバラに壊れるような痛み…
過酷な環境に加え、この心の痛み・・・
これだけの犠牲を私たちは無駄にしてはいけない。
ジャーメインに問うた。
「これも、私たちの意識が創りだしたのか…」
”そうだ。 個の意識というよりは、グループ意識・又は地球の意識ともいうことが出来る。”
「これほどの悲劇を誰が望むのか?」
” 悲劇を望んだのではない、その先にある所へ向かうために起こった出来事だ
今この世界は大きく変わろうとしている
その為に、一番必要なことは人々の意識の変化だ
今回の出来事で、日本人の意識は大きく変わるであろう
それが、世界へと波及する ”
「私たちは、この悲劇により、あらゆる価値観や真の共存に対する概念を一気に書き換えることが、
この犠牲を、ムダにしない為の唯一の選択であると・・・」
今、私はまだ混乱している。
心のダメージが、冷静に受け取る事を拒む。
ただ時間の経過が、少しずつこの内容を理解させてくれるだろう。