今日は、雪組の若手の方中心の「灼熱のかなた」~コモドゥス篇を観劇してきた
バウホールは、生徒さんたちとの距離が近くて面白い
観劇しながら、いろんなことを思う…
ものすごい難関を突破して、宝塚に入団した彼女たちがさらに、トップ目指してしのぎを削る
厳しい世界だ
どんな役でも、一生懸命に挑む
そして、それぞれ生徒が応援してくれるファンを持っている
ファンの人がまた熱い
独特のしきたりのようなものがあるらしく、小耳には挟むがなかなかである
この熱いファンの方々の声援が、彼女たちのやる気を維持させる
ファンの方々も、彼女たちの妖艶さに夢中になり、独特の距離感を保ち応援することで、
自分たちが育てる感覚を味わいながら元気を貰っているようだ
はじめのうちは、この独特の世界観に驚いてたが、最近はすっかり楽しんでいる
先日、サロンに関係者の方がいらしたのでその時に、有り得ない臭いセリフに対して意見したら、
「それが、宝塚なんです。他では考えらないクサさ、キザさを楽しむのがこの世界観なんです」
と言われた
それ以来、「ザ・宝塚」として、楽しむことにしている
あたかも、歌舞伎の伝統芸を見るように…
そうすると、これが結構楽しいのだ
歩き方、目線の持って行き方、立ち居振る舞い、何といってもあの容姿
純粋に「かっこいい!」と思い始める
昔の少女漫画から抜け出したような有り得ない設定とロマンス
観劇中は、ひとりのファンと化す
夢中になるファンの心境を垣間見る
仕事で彼女たちに接してなければ、私も夢中になって追いかけてたかもね